デザイナー
Alvar Aalto
アルヴァ・アアルト
アルヴァ・アアルト(1898-1976)
フィンランドを代表する建築家でありデザイナーでもあるアルヴァ・アアルトは、フィンランドの自然をモチーフに、彼だけの独創的なスタイルで製作活動を行ってきました。
彼の代表作でもあるフリースタイルの吹きガラス作品のコレクションを、デザインしたのは1936年。イッタラ主催のコンペに向けてでした。以来、そのコレクションは数十年の流れを経て、とりわけ160mmのベースは、世界的にフィンランド デザインのアイコンとなりました。
アアルトの建築は、機能主義からスタートし、その後独自のスタイルを確立していき、機能的な建築に生命を鮮やかに感じる作風を融合していきました。また、アアルトのデザインへのアプローチは、深く人間的な角度からも考えられ、人と人のニーズをベースにデザインされています。
そのため、アアルトが設計した建物には、アットホームな我が家のような雰囲気があり、また同じように、彼がデザインしたガラス作品も温もりを放っています。