ウェッジウッド・クラフト

芸術家の中には2種類の人たちがいる;
それは詩人と職人
ひとりは詩人として生まれ、ひとりは職人になる
- エミール・ゾラ(1840年~1902年)

ジョサイア・ウェッジウッドによる技術の多くは、現在もバーラストン工場の熟練職人に継承されています。ユニークな伝統素材、ジャスパー、美しいクイーンズ ウェアやファイン ボーン チャイナを使用し、ウェッジウッドは、過去への敬意を払いながら未来へと目を向けて、美しいアートを生み出すという伝統を受け継いでいます。

飾り皿を訪ねる

ファイン ボーン チャイナの表情豊かな皿は、4人の職人による36時間の手作業を要し、最初から最後まで3日以上かけて作られます。

ステージ 1 : ジガー

回転する型の上に粘土の塊が置かれ、プレートの前面を形作ります。この型は、背面を形成する成形型と組み合わせて使用されます。成形された後、余分な粘土は取り除かれます。

ステージ 2 : スポンジング

表面をスポンジでならし、手作業で滑らかにしてから焼成に入る工程です。ここでは、型取りの際についた継ぎ目跡を取り除き、余分な粘土を削り取ります。

ステージ 3 : 釉掛けと焼成

素焼きをした後、細かい霧状の釉薬を吹き付けます。余分な釉薬は拭き取り、再び焼成します。この段階で釉薬がかかったピース(柄がない状態)が完成します。

ステージ 4 : パターン装飾

プレートを飾る美しいデザインは、丹念な手描きか、3度目の焼成の前に丁寧に転写されるリソグラフによって施されます。

ステージ 5 : 更なる仕上げとエナメル加工

さらに手作業で装飾が施されます。金の液体を慎重に表面に塗り、レリーフを作ります。また、異なる色を塗布し、エナメル加工を施す場合もあります。

ステージ6:品質チェック

出来上がった製品は品質をチェックされ、完璧なものだけが出荷されます。

ステージ 7 : 喜び

ウェッジウッドのテーブルウェアは、世界中の食卓を飾る準備が整っています。