Lifestyle

気軽にできる持続可能な“丁寧な暮らし”

トレンドになっている丁寧な暮らし

ここ数年のトレンドとして「丁寧な暮らし」という言葉を耳にする機会は多い。雑誌の見出しやSNSのハッシュタグでも、「丁寧な暮らし」というキーワードが目立つ。
みんなが憧れる「丁寧な暮らし」とはどのようなものだろうか。
 

・不要なモノを減らす

丁寧な暮らし1|イッタラ いわゆる “断捨離”をして、デザインや機能的にもお気に入りのモノだけに囲まれた暮らし。
 

・必要なモノにはとことんこだわる

丁寧な暮らし2|イッタラ 食へこだわり、食材はオーガニックなものを。インテリアへこだわり、器や家具などは上質なものを揃える。
 

・料理には手間ひまをかける

丁寧な暮らし3|イッタラ 季節を感じながら旬のフルーツでジャムを煮たり、梅干しを漬けたり、味噌作りをしたり。ベランダで育てているハーブでハーブティーを楽しむ。子供のおやつは手作りで体にやさしいもの。
 

・整理整頓された居心地のいい部屋で過ごす

丁寧な暮らし4|イッタラ いつでも観葉植物や花が飾ってあり、自然を感じながらゆったりとした気持ちで過ごせるスッキリとした快適な部屋。

全てを丁寧にするには時間的・経済的にも余裕が必要

・憧れるが実現にはかなりのパワーが必要

丁寧な暮らし5|イッタラ ここまで並べてみても、すべてを実現するのはかなりハードルが高いように思う。すべてを丁寧にするのは、時間的、経済的にもかなりのゆとりが必要なように感じてしまう。忙しい日々のなかですべてを理想の形にしようとすることで無理が生じ、憧れだった「丁寧な暮らし」の実践は難しくなってくる。

・自分本位で解釈する、必要な所だけ丁寧な暮らし

丁寧な暮らし6|イッタラ そんなときは「丁寧な暮らし」を自分の基準で解釈し、実践できることをする程度のスタンスが好ましい。家事やインテリアなどもう少し気を遣いたい領域、なおかつ継続的に手間をかけられそうな領域に特化して実践するだけでも暮らしの充足感は高まっていく。つまり「丁寧な暮らし」の定義は人それぞれで良いのである。

少しの変化を楽しむ丁寧な暮らし

そこで、無理のない“丁寧な暮らし”のコツを紹介したい。
無理をして特別なことをするのではなく、日々の小さな変化を楽しみながら大切に過ごすこと。それが丁寧な暮らしの第一歩になる。

・家事は楽しめるものひとつだけがんばってみる

丁寧な暮らし7|イッタラ 日々やらなければならない家事はたくさんあるが、あれもこれも完璧にすることはできない。まずは好きなもの、楽しめるもの、どれかひとつだけがんばってみるのがおすすめ。

料理が好きなら、たっぷりと時間をかけて煮込み料理を作るのもいい。口のなかでとろけるようなビーフシチューやしっかりと味のしみたブリ大根など、おいしい香りに包まれながらコトコト煮込む時間はきっと心穏やかになる時間である。
普段のごはん作りのついでに「作りおき」をするのもいい。きんぴらやポテトサラダ、蒸し鶏といった常備菜作りはもちろんのこと、ブロッコリーをゆでておく、キャベツをせん切りにして塩もみしておく、といったように、ちょっとした下ごしらえをしておくだけでも良い。それだけで翌日以降の調理時間にゆとりができる。「作りおき」のおかげで、いつもより短時間でさっと晩ごはんが作れたなら、きっと昨日の自分へ感謝するだろう。

掃除が好きなら、洗面所とトイレ、シンクなどの水まわりの掃除をがんばるのもいい。汚れが気になりやすい場所でもあるし、“風水”などでも水まわりをきれいに保つことで運気が上がると耳にする。真相は分からないけれど、そう信じて清潔にしておけば良い方向に作用するように思う。
1日5分間だけと決めて、好きな場所を掃除するのもいい。たとえば、毎日朝の5分間だけは掃除の時間をとる、と決めてみる。床掃除でも、窓拭きでも、冷蔵庫のなかでも、5分だけと決めて。毎日続けていくうちに、さっと掃除するだけでも十分部屋がきれいになっていくだろう。それによって週末の掃除の時間をぐっと減らすことができる。

料理にしても掃除にしても他の家事にしても、毎日少しずつでも先回りしてやっておくことで、その貯金は自分をラクにしてくれる。ひと手間かけてがんばった自分への感謝の気持ちや、「私ってなかなかやるじゃない」という自分を褒めてあげる気持ち。そんな達成感や充実感が「丁寧な暮らし」の醍醐味だと思う。

・モノへこだわるのはひとつずつ

丁寧な暮らし8|イッタラ 「丁寧な暮らし」というと、お気に入りのモノに囲まれた自分なりのこだわりの空間で過ごす、というのも多くの人が抱くイメージのひとつだろう。
しかしながら、インテリアに大きく影響するような家具を買いかえるとなると、なかなか難しいもの。カーテンを変えると部屋の雰囲気はがらりと変わるけれど、それも難しければ、クッションを買い足してみたり、テーブルクロスを使ってみたり。時間をかけて、ひとつずつ好みのテイストのモノを増やしていくのも楽しい。じっくり吟味して、できるだけ長く使える質の良いモノを選ぶことも「丁寧な暮らし」といえるだろう。

・周りの意見や反応に流されすぎない

丁寧な暮らし9|イッタラ 周りの意見に流されて流行を追い求めるのではなく、自分自身が“良い”と思うモノを大切に使うこと、機能的・デザイン的に心から好きだと思うのモノを選ぶこと。それもまた「丁寧な暮らし」だといえる。
ただ、それは「自分のこだわり」を大切にすることであって、それを人に押しつけてしまうのは美しくない。「丁寧な暮らし」には暮らしを楽しみながら自分を大切にする気持ちがある。「丁寧な暮らし」の定義は人それぞれで良いのだから。

時間が無くても簡単に味わえる丁寧な暮らし

ここまで、無理のない“丁寧な暮らし”のコツを紹介してきたが、仕事に家事に忙しい日々のなかで、毎日山積みのタスクをこなすことに精一杯。毎日5分の掃除時間を確保することすら難しいと感じるかもしれない。
そこで、時間をかけずにもっと簡単に味わえる「丁寧な暮らしの始めかた」をお伝えしたい。

・お気に入りの器で料理のモチベーションをアップする

丁寧な暮らし10|イッタラ 買ってきたお惣菜でも、レトルトのものでも、お気に入りの器に盛り付けてみる。さっと盛るだけで料理が映える、持っているだけで気分があがる、そんな器を手に入れると毎日の食事が楽しく充実したものになる。料理が地味な色味になりがちでも、器の色や柄、素材感で素敵に見えるものである。華やかでありながら、日常使いしやすい実用性を兼ね備えた北欧食器はおすすめ。洋食だから洋食器、和食だから和食器などといった先入観は捨てて、お気に入りの器を自由に使ってみると良い。そうするとほんの少し丁寧に盛り付けをしてみよう、一品だけ手作りしてみよう、とモチベーションアップが期待できる。

・グリーンを置いて四季の変化を楽しむ

丁寧な暮らし11|イッタラ 部屋にグリーンを置いて自然を感じながら過ごしてみよう。部屋のシンボルになるような大きめの観葉植物を置けば、インテリアのイメージもぐっと華やかになるし、育っていく姿を見れば元気をもらえるだろう。まずは比較的お世話のラクな植物を選ぶと良いだろう。小さなグリーンなら小さなグラスに飾るだけでも癒し効果はバツグン。それもハードルが高いようなら、お気に入りのショップで、お世話のいらないドライフラワーやハーバリウムを購入するのも良い。部屋の中に美しいもの、心穏やかになれるものを飾ることで、日々の暮らしを楽しむことができるだろう。

・寝る前にほんの少し自由になる時間を設ける

丁寧な暮らし12|イッタラ 寝る前にほんの少しホッとする時間を作ってみよう。お風呂にゆっくりとつかる、照明を落としてキャンドルを灯す、お気に入りの曲を聴く、ホットミルクを飲む。なんでも良いのである。テレビやスマートホンから入ってくる情報を無意識に脳が処理してしまうのを、意識的にシャットアウトする時間を作ること。それだけでもストレスから逃れ、リラックスできる。

まとめ

このように「丁寧な暮らし」のルールは自分次第なのである。例にあげたようなものでなくても、自分自身がホッとひと息つくことができたり、癒されたり、自分に自信が持てることを見つけて、ひとつずつ実践していく。それが「丁寧な暮らし」の第一歩である。肩の力を抜いて、はじめてみたい。

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